フリーランスのエンジニアの主な仕事場

IT業界では、企業から独立してフリーランスに転身する人も少なくない。フリーランスは、仕事のペースや量を自分の判断で決めることができる。働き方は大きく分けて、会社員のように出向する常住型と、それ以外の在宅型の2通りに分けることが可能だ。この在宅型を選ぶことによって、働く場所も自由に決められるようになるのが大きなメリットといえるだろう。

フリーランスのエンジニアが選択する、主な仕事場の1つが自宅だ。自宅を仕事場にするメリットには、時間の有効活用が挙げられる。バスや電車などの公共交通機関を利用して移動する時間を作業に当てられるため、効率よく進めることが可能だ。身だしなみをきっちり整える必要もなく、起床して朝食を済ませればすぐに仕事を始めることができる。その反面、仕事とプライベートを分けにくく、自宅にこもりきることで運動不足なるケースもあるため、気をつけなくてはならない。

自宅と並んでフリーランスに人気なのが、カフェをはじめとした飲食店だ。飲食店は文字通り食べ物や飲み物が揃っているため、自分で用意せずとも気軽に食事ができる。需要の増加と共に、電源や無線LANなどの通信環境が整っている店も増えているため、ノートパソコンだけで作業することもできるのが特徴だ。ただし、すべての飲食店が店内での作業を認めているわけではなく、長時間の滞在を禁止しているところも珍しくない。カフェを仕事場にする場合は、事前に店のシステムなどをよく理解しておくことが大切だ。